06/5/3(水)最終日 5日目
本日は7時には起床して出発しました!
昨日の夜は散々でした。個室のPCが壊れてて、起動しない(;・∀・)
それで、時間を15分ほどとられた!つまり、睡眠時間も
15分ほど削られたことになりますね!
人って不思議ですね^^自分で自分の時間を無駄にすることは茶飯事なのに、
他人に自分の時間を取られると腹が立つわけで。
実は今日のスケジュールは過密です^^
過密といっても、一つのことを成し遂げるだけ!
それは!!なんと!!
ここ大分県別府市から、愛知県は名古屋市まで一日で帰宅しようってわけです!!
距離にして、約1000`!!
時間は未知数!!!
これはものすごい戦いになりそうだって我ながら自覚しています!
あまりにも無謀な挑戦に、自分でも成し遂げれるかわからないほどですw
フェリーを使うっていう手がありますが、
それはビップのような気がするし、
前にもいいましたが、この単車に乗るということが楽しい自分は、
あくまでも、最後まで乗り続けようと思うわけです。
なぜ一日で帰ろうと思ったのかというと、
基本的に旅は、行きは楽しいもの。
帰りは帰るだけなのでさっさと帰りたいものなのです。
そんな理由になってないような理由ですが、
まっ!!なんとかなるでしょww
相変わらず、マンガキッサのカウンターには同じお兄ちゃんが
常駐していて、ちゃんと割引して頂きました。
今日の最初の目的!!温泉に入ろう!!
それで、地獄めぐりってのは何時から入場できるのか
事前にカウンターのお兄ちゃんに確認ずみ!
いざ、温泉へ行かん!!!
別府市までは、なんと確か驚愕の片道6車線の道路を走ります!
公道で、結構栄えてる道なのに、平均速度90`近くあります。
昨日の夜はドラッグスターとドラッグレースをしたのを思い出しました。
ちょうど、別府から大分駅方面へこの道の逆車線で帰ってくるとき、
自分の横にはドラッグスターがいました。
とりあえず、フルアクセルで様子を見ると、
真横にいるぅ〜〜!!!
どうやら、そのバイクのオ〜ナ〜も相当の負けず嫌いなようです。
アクセルは緩めることを知らず、メーターは120キロを超えなお加速する。
大体ドラッグスターの最高速140`です。
140`出したところで緩やかなカーブ。
ドラッグスターというバイクはタイヤが無駄に太く、重心が低いので
直線はものすごく安定しますが、カーブではなかなか車体が
倒れてくれません!
強引に自分の体を道路にせり出し、車体を倒します!
しかし、さすがに140`ではなかなか曲がれない!!
一番内側の車線からみるみるうちに外に膨らむ!
やばい、曲がれん!!徐々に外側の歩道に吸い込まれます。
四車線程度またいでやっと曲がることができました^^
しかし、後のバイクもがんばって後から走ってきました。
格闘技でも言うじゃないですか、勝った負けたに関わらず
共に戦ったことで妙に親近感が生まれるって。
自分としてはまさにそんな感じです。最後は、ありがとう、あばよって感じです^^
はっきりいって、公にこういったことを公開してどんな神経してるんだ
って思われるかもしれませんが、これはこれで自分なりにも
悩んだんですよ。けど、ありのままに晒そうと思って
こういった危険行為まで綴っています。
さて、そんな思い出深い道路を走行して、傾斜角10度のいわゆる温泉街に
入りました。
県外、県内から多くの人を呼び寄せる別府とはどんな町なのか。
まず、岐阜県の下呂温泉に似ています!!下呂ってゲロじゃにゃーよ!!
そして、でかい旅館が立ち並び、若者も多くいます!
バイクは、市販車ででもっとも早いバイク隼が20台ぐらいつらなって走り去り、
女の人をタンデムさせたワルキューレルーンというバイク←オデッセイのCMで女の人が
乗っているバイクが心地よい爆音を轟かせて走り去りました。
金魚が丸い花瓶の中でくるくると泳ぎ回り、その花瓶の中のきらきらしたビー玉から
金魚の模様と一緒に反射させた虚像のような景色が視界に広がります。
この別府にほろ酔い気分です。
そして、一行は地獄めぐりへ向かいます。自分と単車のことです。
まさかそんな結末が待っているなんて・・・
地獄めぐりではバスが多く止まっていました。きっと観光客なのでしょう。
自分もバイクを駐車させて、地獄めぐりの入り口へ向かいます。
値段は500円。
さて、入り口から入った景色は
緑の温泉がするどい湯気をを黙々と立ち上げてる!!すげーー!!
と思いましたが、回りを見渡すとおかしいことに気がつく。
なんか湯気ばっか立ち上がって、肝心の温泉が見当たらん!!!
・・・
・・・
・・・
(´;ω;`)ウッ…
まさか、地獄めぐりってのは、地獄から湧き上がる温泉を
・見・て・楽しむところなんじゃないか!!!!
ふざけるんじゃねー!!!観光で来てるじゃないんだ!!
すぐさま、入り口のおばちゃんに相談に行きます。
自分 :あのぅ地獄めぐりって見て楽しむところなんですね、
自分は温泉に入れるのかと思って。。
キャンセルしてもいいですよね??
おばちゃん :いやぁけどもうハンコ打っちゃったしね。
そうです。実は入る時に、もらったチケットにハンコを押すように
おばちゃんに言われて、言われるがままにハンコを押したのです。
しかし、まだまだ食いさがります。
自分 :ハンコウは打ちましたけど、中はぜんぜん見てないんですよ。
だから、いいじゃないですか!
おばちゃん :けど、これね、全部カウントされるようにチケットに番号ふってあるんだよ。
次の人にハンコうったチケット渡すのはかわいそうだしねぇ
確かに。次の人が、小さな子供で、そのチケットにハンコを打ってあるのを見たら
泣き出すかもしれない。自分なら、間違えなく泣くだろう。
おばちゃん :まぁせっかくの思い出だから、中見ていきなよ!
自分 :そうですね・・・
もうこうなったら、開き直りましたね!はっきり言って全部自分の責任なので
受け入れて楽しむしかありません!!
そして中に入っていきました。
見よ!!この地獄絵図を!!
右の立て札には二丁目かまど地獄の文字!
しかも、鬼の右手に持つものにはかまどの文字が!!
それ!カマドじゃなくてしゃもじだろ!!
昔、こんな話がありましたね!悪いことをした人をかまどに入れてこらしめる
という話しが!!!
たぶんそんなイメージなのだと思います。
恐ろしくなって逃げ出したくなりました。
実にきれいな色。エメラルドブルーってやつですかね。
それから、明らかにおかしな人を見つけました。
wwwww
!! この人はいったい!?
急いで携帯をカメラモードにして、夢中でシャッターを押しました!!
おしりがぷりっとしてますね!
結局この人が何をしたかったのかは分かりませんが、
注目を浴びていたことは間違えありません。
そんなこんなで、なんだかんだいって楽しかったので
個人的には大満足です。
みなさんもお気をつけ下さいね!地獄めぐりは温泉めぐりではない!!
これ一つ今日は覚えて帰ってくださいね!
こんな間違えは自分ひとりで最初で最後にしてほしいですね。
絶対間違えた人いると思います。ヽ(・∀・)人(・∀・)ノナカーマ
そんな人
いないか・・・・
そして、完全に温泉に入る気が無くなりました!!
よし、帰ろう!!
そのまま、別府から内陸に行く道を使って走ります!
ここは見事なヘアピンカーブの連続でした!
しかもバイク達は美しいバンクを描き、走ります。
登坂車線があるので、遅い!
かつてあったでしょうか、バイクと車の量が1:1ほど、バイクの数が多いことが
それほど血気盛んなバイクのツーリング者が多かった!!
そして、ガソリンを補充し、山道を走りました。
阿蘇山につくんじゃないかと思うほど登ると、
美しい山肌をした山が見えました!
いやぁ見事だなぁ
思わずバイクを駐車して見入ってしましました!
なぜか北海道の様子を思わせるこの山。
由布の鶴見岳というらいいね。
いい景色はいい気持ちにさせてくれます。
そして、北上します。
いよいよハーレーが多くなってきたなぁ
いったいなにかあるのか??
ってかどこからこんなにもたくさんのハーレーがきたんだ??
って思うぐらいです。
OHV から奏でられる図太いパルスは脳の芯まで響きますねぇ
そして、日田というところに付きました。
見るからにハーレーばかりが駐車されていて、恐れ多い!!
談笑する人、三拍子爆発音を自慢する人。
駐車しているバイクは大体、30台ぐらいいたでしょうか?
しかもそこを通るバイクがすべてハーレーという驚愕の光景に圧倒されました。
はっきりいって100台ぐらい前を通ったと思います。
ちょ!!まじ肩身狭い!
端っこの方に駐車して、様子伺ってました。
うわぁなんかハーレーって純粋にいいなぁ
ハーレーはハーレーに乗っているだけで、強い絆みたいなものを感じました!
ハーレーってのはある程度お金が掛かること
そのリスク、いやリスクとは感じていないかもしれないけど、
その苦労をしてまで乗っていること。
ハーレーという歴史あるブランドであること。
そういったことが、ハーレーのりの間で共感するんでしょうね!
自分もハーレーほしくなりました。
そして、詳しくなりたいと思います。
そんな夢見心地で走り始めました。
そこをでると、ずいぶんと険しい峠道を走ります。
前に走ってるネイキッドと共に走りました。
ありがとよ!!
そして、道に迷います。
途中の神社のようなところで観光の人に道を尋ねます。
おじさん:ここの道をまっすぐ行けばつくよ!
とのこと。ありがとう!!
そして、永遠と走ること、午後12時。
やっと、九州と中国地方を結ぶトンネル関門トンネルにつきました。
再びお金を払ってトンネルを抜けました。
戻ってきたな。この2号線に。
見覚えのある景色を通りました。
そして、お腹が減ったので、ラーメン屋に入りました。
ラーメン。またまたおいしくいただきましたよ!!
あれは山口県でしたね!
そして、バイパスに乗ります。
横伸びの山口県。
どこまで走っても山口県。
いつになったら、広島に着くのか。
走っても走っても山口県を出る気配すらありません。
標識すらでないよ!!
そして、広島に入ります。
広島から、岡山、岡山から兵庫。
一つの県を通過するのにどれほど時間を食うかどうかは、
きっと車に乗ったことがある人ならわかるでしょう。
外はずいぶんと冷え込み、体の芯から凍てついてくるようです。
この辛さで極端に孤独感を感じます。
まるで、遭難者のような気分です。